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10ホルモンと栄養3 栄養にかかわるホルモンは、①食欲・摂食、②消化・吸収、③エネルギー代謝、④ミネラル代謝、⑤水・電解質代謝、⑥そのほかの6つのカテゴリーに分類できます(図2)。これらはおもに内分泌腺と呼ばれる下垂体、甲状腺、副腎、副甲状腺、膵ランゲルハンス島、性腺(卵巣、精巣)でつくられますが、最近、消化管や心臓、筋肉、脂肪組織、肝臓、腎臓などでもホルモンがつくられていることが新たにわかり、栄養にかかわるホルモンの数が増えてきています。 病気の症状や検査所見を読み解いたり、栄養指導や献立作成の際にも、これらホルモンの体内での役割を理解しておくととても役に立ちます。川﨑英二ホルモンそのほか消化・吸収水・電解質代謝エネルギー代謝食欲・摂食ミネラル代謝図2︱ホルモンと栄養

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