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この本を手に取った方へ 訪問看護の対象となる利用者さんやご家族は十人十色で、驚くような生活環境のご家庭もあります。暮らしの場に立ち入る訪問看護は、利用者さんやご家族との信頼関係を作ることから始まります。また、訪問先や地域のなかで様々な方と接するので、社会人として、看護師として、地域のケアチームの一員として、幅広い視点も必要です。 訪問看護師は利用者さんやご家族と、そして連携する多職種のケアチームのみなさんと、個別性を大切にした信頼関係を作っていくために、身だしなみや言葉遣い、ケアの場面での配慮などたくさんの心遣いをしています。 そこで、泣いて笑ってたくさんの経験をしてきた訪問看護認定看護師たちが“在宅ならではのとまどい” などに目を向け、“こんなときどうする?”“こんなときどうした?”をまとめました。◆この本の使い方・ 項目ごとのチェックリスト:ご自身を振り返ったり、日々の活動で気を付けたいことを確認してみたりしてください。・ Good事例、Bad事例:実際にあった事例をご紹介しています。どうしてGoodなのか、Badなのかを考えてみてください。・ ベテランの一言:執筆者たちのたくさんの経験に基づいた現場ならではのアドバイスや一言です。・ ○○をチェック!:ご自身の施設ならではのルールや確認したいことを記入してみてください(例を記入しています)。・ column、episode、こんなこともありました:columnでは、日々の活動に少し役立ちそうなよもやま話、episodeでは、執筆者たちの体験談、こんなこともありましたでは、それこそ「こんなこともあるんだ」といった事柄をご紹介しています。・あなたが作るコーナー:ご自身の振り返りや思いを自由に記入してみてください。

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