手指の手入れを!訪問看護の提供前後には、手を洗いましょう。手指は保湿剤などで保護、手入れしましょう。爪を守るためにマニキュアをしてもよいでしょう。色のないものや肌色に近いものを選びます。手洗いが無理なときは、速乾性擦式手指消毒剤を使用しましょう。訪問看護師の手 利用者さんやご家族は、訪問看護師の手からいろいろなことを感じるものです。バイタル測定をする手が冷たいことでびっくりされたり、逆に「温かいね」とホッとされる方もいます。手の温度管理は大切です。 また、利用者さんやご家族は処置をする手の動きに安心したり、不安を感じることもあります。看護師の手が荒れてガサガサしていて、利用者さんから「痛い」と声を出されたこともあります。 ケアをする看護師の手は、看護の心を届ける大切な道具です。一言ベテランのユニフォームのないステーションのスタッフがジーンズで訪問したところ、「なんだか遊びに来たみたいだね」と渋い顔をされた。ジーンズは、年配者から見ると作業着、普段着のイメージがあるので、避けましょう。Bad胸元の開いたシャツを着ていたら、60代の息子さんに「もっと開けて着ればいいじゃん」とニヤニヤしながら言われた。胸元の開いたシャツ、肌の露出が多いハーフパンツ、下着が透けるようなシャツやパンツなどは適切ではありません。Bad名札は…ユニフォームの洗濯は…あなたの施設の決まりごとをチェック!(記入しましょう)91.身だしなみ
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