本書の登場人物ミレイ先生本書の著者。経歴17年のベテラン産業医。アドラー心理学のほかにも、傾聴法、ゲシュタルト療法などにも幅広く精通しているメンタルヘルスや心の専門家。働く人の心身の健康をサポートするほか、「働く人に心の学びを」をテーマに研修や勉強会、個人カウンセリングなどを行っている。花はな咲さきゆい中小規模食品メーカーの総務部の人事担当者。メンタルヘルスの不調に悩んでいる従業員の対応を担当している。入社9年目で、親切で面倒見の良い性格。テレワークによる職場環境の変化にとまどっている。また、テレワーク中に家族から仕事に対する理解を得られずモヤモヤしている。天あま野のすなお医療機関に勤務する6年目の保健師。明るく素直な性格。登場人物は全員、すなおさんにミレイ先生の勉強会に誘われたことから、心理学やメンタルヘルスをいっしょに学ぶ仲間になった。和いずみ泉まさと中規模化学メーカーの営業部の中間管理職。入社18年目で、おおらかで頼りになる性格。テレワークで対面営業だった働き方が激変したため、自部署のスタッフがなじめているか心配している。世せ良らさとこ大規模小売業の人事部所属の産業保健師。社内の専門職として頼りにされている。マジメで仕事熱心な性格。テレワークによるメンタルヘルス不調者の増加に心を痛めている。また、テレワーク中の家事と育児の分担で夫の協力が得られずイライラしている。本書では、次の登場人物を通して、会話文で疑問や悩みを紹介しながら、具体的にわかりやすく解説しています。12
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