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第Ⅰ部　こんなトラブル、あんなトラブル15ドクトル種田のここもチェック！チチェチェチッッククク！！汗や垢あかを洗い流し、皮膚トラブルの予防にかかせない入浴で、じんましんが出てしまうのは避けたいですね。高齢者は皮膚が敏感なので、熱めのお風呂や長湯はやめておくのが無難でしょう。シャンプーやボディソープ、入浴剤、タオルなど、かゆみの原因となりそうなものはほかにもあるので、そちらのチェックも必要です。また、脱衣所で急に皮膚が冷えると、じんましん（寒冷じんましん）の引き金になる人もいます。温まっている身体が急激に冷え、全身に強いかゆみや赤みが生じるのが、寒冷じんましんです。冬だけでなく、夏にも起こることがあります。外へ出て冷たい風にあたったときだけでなく、暖房の効いた部屋から出たとき、入浴後に脱衣所などで体が冷えたとき、汗をかいて体が冷えたとき、エアコンの冷たい風が直接体にあたったときなど、急激な温度差にさらされる場面は、意外にたくさんあるので注意が必要です。＊お風呂で皮膚トラブル！？入浴中のこすりすぎや、上がった後の下着の締めつけ、チクチクする服に要注意！★ 寒冷じんましんに注意 ★＊写真（14ページ）：平松洋医師（元平松皮膚科医院）提供