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12ドクトル種田のののひと言アドバイスアアドドババドバドイイバイババイバススイスイイスイかゆみは、本当につらいもの。高齢者が皮膚のかゆみを訴えることは多く、かゆいところが気になってなかなか眠れない、という訴えもよく聞きます。ほとんどの場合、かゆみの原因は湿疹(皮膚炎)です。高齢者に多い「かゆみ」の原因として、皮脂欠乏性湿疹があります。皮膚の表面を覆う皮脂が減って、角質層に水分をキープできなくなると、いわゆるドライスキン(乾燥肌)になります。ドライスキンは外からの刺激に弱く、かゆみを感じたり、皮膚炎になりやすい状態です。空気の乾燥する冬場は特に注意が必要で、足の膝から下の部分や腰のまわりがカサカサして、かゆくなります。夜、ベッドに入って身体が温まってくると、かゆみが強くなったり、眠ろうと思うあまり、かゆいところに意識が集中してしまい、よけいにかゆくなる、ということもあります。*高齢者のかゆみは乾燥から1. 足がかゆくて眠れないという訴え、どうする?湿疹(皮膚炎)は、予防と増悪防止が大切。高齢者の場合、まずは乾燥対策! お手入れして、しっとり肌をめざそう。QOLの大敵、かゆみ1*写真:日本臨床皮膚科医会在宅医療委員会・日本看護協会編集.在宅療養者に見られる皮膚疾患.2007.

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