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症状と対応Ⅲ31  無動・寡か動どうの症状は、仮面様顔がん貌ぼう(表情がほとんどなくなりまばたきが少なくなる)、流涎ぜん、小字症、突進現象(前傾での歩行速度がスピードアップしてしまう)です。 筋強剛(筋固縮)の症状は、一言で表すと筋肉のこわばりです。鉛管現象や歯車現象、頭部落下徴候があり、ほとんどの方に初発側優位の左右差が認められます。 振戦は、静止時にみられるのが特徴で、指先で薬を丸めるような動きや下肢にも見られます。動作時には消失しますが、症状が進行すると動作時にもみられます。睡眠中は消失します。 姿勢反射障害とは、姿勢をうまく保てずに、バランスを崩しやすくなる状態です。すくみ足は、目標物直前や歩行開始時、狭い場所、方向転換で現れやすく、視覚に働きかける工夫が有効です。(副島和美)1〜4パーキンソン病の四大症状(無動・寡動、筋強剛〔筋固縮〕、振戦、姿勢反射障害)、 5すくみ足・姿勢異常MindMap®

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