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4 ● 抗生物質(アミノグリコシド系)商品名……ゲンタシン,ゲンタマイシン硫酸塩形状と規格単位アンプル 10mg/1mL適応………緑膿菌,変形菌,セラチア,大腸菌,クレブシエラ,エンテロバクターなど大半のグラム陰性菌,ブドウ球菌のうち本剤感性菌による感染症用法用量…①在胎30週未満,重度の仮死,動脈管開存症 ● 日齢0~7:5mg/kg/dose,48時間毎 ● 日齢8~28:4mg/kg/dose,36時間毎 ● 日齢28以降:4mg/kg/dose,24時間毎②在胎30~34週 ● 日齢0~7:4.5mg/kg/dose,36時間毎 ● 日齢8以降:4mg/kg/dose,24時間毎③在胎35週以降 ● 4mg/kg/dose,24時間毎30~120分かけて静注2~10mg/mLに希釈して投与薬理作用… ●  細菌の蛋白合成を阻害する.血清蛋白との結合は弱い. ● 殺菌的に作用する. ● 48時間以上投与を継続する場合は,血中濃度をピーク値5~10μg/mL,トラフ値を2μg/mL以下とする.副作用……腎毒性,聴器毒性,特にループ利尿薬との併用時に増強薬剤相互作用 … ● 他の腎機能障害を起こす薬剤や,聴器毒性のある薬剤との併用は,その作用が増強される.フロセミド(ラシックス®),バンコマイシン,アムホテリシンBとの併用は腎毒性,聴器毒性を増強する. ● 臭化パンクロニウムとの併用で呼吸抑制が増強されゲンタマイシン 硫酸塩Gentamicin Sulfate;GM

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