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第 1 章0～3カ月の発達15 生まれたばかりの赤ちゃんは　生まれたばかりの赤ちゃんは、起きている間中、モゾモゾ、クネクネとよく体を動かします。服を着ていると安心しておとなしくしていますが、お風呂に入るときやオムツを替えるときは、服を脱ぐので落ち着かない様子です。大きい音にビックリすると、バンザイをしてその後抱きつくように体を縮ませる動き（モロー反射と言います）が出ます。この反射は生後2カ月頃には見られなくなります。 抱っこ　生まれたばかりの赤ちゃんは、体を包み込むように抱っこしましょう。本来、赤ちゃんはママに抱っこされるのが大好きです。抱かれることで心地良さを経験し、それだけで安心感も芽生えます。ママの手のひら全体で、ゆっくりギューっと抱っこします。コツはさすらないことです。生まれて間もない頃、特に音や光などの刺激にすぐに反応してしまう赤ちゃんの中には、抱っこを嫌がって泣いたり、反り返ったりすることもあります。そんなときは、抱っこを1～2分といった短時間から始めましょう。慣れさせようと、嫌がる赤ちゃんを無理に抱っこし続けるのは、逆効果になります。また、バスタオルなどでしっかり包み込むことをおすすめします。綿素材の帽子をかぶると、さらに安心します。また赤ちゃんが後ろに反り返るときも、包み込む抱っこが効果的です。赤ちゃんが安心してママとのスキンシップを楽しめるように、あせらず練習をしましょう。そして少しずつ、肌と肌がふれ合う範囲が広がっていくとよいですね。12包み込む姿勢下半身（股から下）はゆるめにします。おなかの中にいるようで、赤ちゃんは安心します。手のひら全体でゆっくりギューっと抱っこしましょう。