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3推薦の言葉NICUでの看護がコンパクトに見やすくまとまりました。看護を提供する上で重要なことは、“その行為”が正確であるかということ、そして、それが受け手である方にとって最も適した方法であるかということです。すなわち、しっかりルールを守り、手順やマニュアルを確認すること、そして、安楽であるかを考えてケアを行い、看護の受け手であるNICUに入院している新生児のニーズを満たすことです。本書は、NICU看護の基本的な知識はもちろんのこと、NICUに入院する新生児の疾患や症状が網羅されており、状況をアセスメントする上での根拠を分かりやすくコンパクトに解説してくれています。そして、NICUナースのために、看護という観点から、NICUでの看護に熟練した経験豊富な方々、新生児集中ケア認定看護師の方々が中心に執筆を担っており、ポイントを押さえた理解しやすい内容となっています。ナースが看護を提供する際にはそれらの必要性を判断し、十分に確認して行っていることと思います。病棟内にはきちんと整理された看護手順やマニュアル類、さまざまな文献がありますが、それらは病棟の書棚や電子カルテの中に収まっているのではないでしょうか。多職種が協働しているチーム医療の中で、実際に患者に最終的な医療行為を行うのはほとんどが看護師であるはずです。ですから、そのような責任のある看護師であるならば、もう一度事前に確認してみようと思うことがしばしばあるのではないでしょうか。そのようなときに役に立つのが、さっと取り出してすぐに確認し、解決できるこのポケットサイズのマニュアルです。このマニュアルは目で見て読み込むだけでなく、書き込みができるようになっています。皆さまがお仕事をされる際にはぜひいつも一緒に連れていき、必須アイテムにしてください。2020年11月宇藤裕子(うとう・ひろこ)日本新生児看護学会理事長大阪精神医療センター看護部長

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