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11見抜く力を身に付けることを目標にしています。 二次元鑑別シート：鑑別疾患を記載するシートのこと2本線を引くだけで作成できます。「主訴ごとに頭の中に鑑別疾患のリスト（引き出し、脳内地図とも言える）」をつくるため、考案したシート。救急で大切な2つの軸（緊急度・重症度）で分割した4つの枠から成ります。（緊急度）（重症度）レッドフラッグ右上救急で見逃してはいけない疾患））主訴：●●「右上」にくる疾患は緊急度・重症度ともに高い疾患で、救急で見逃してはいけない疾患として視覚化できます。中央の目安は、縦軸の緊急度は「直ちに治療介入が必要」、横軸の重症度は「入院が必要」がおよその目安です。なお、各枠内での上下左右は同じ疾患でも病状により異なるため、位置関係は問いません。疾患群の整理を優先しました。また左上は鑑別疾患が少ないため、そこにレッドフラッグを記載する欄を設けました。 二次元鑑別リスト：鑑別疾患とレッドフラッグを整理してまとめたもの独自に書き込むなどして自分の救急脳づくりに活用してください。付録の主訴別二次元鑑別リストを用いて、スタッフへの教育資料としても活用できると思います。