薬価:プリンペランⓇ…注射液10mg(0.5% 2mL)1管 58.00円、細粒剤(2%)1g 13.90円、錠剤(5mg)6.50円、シロップ剤(0.1% 1mL) 1mL 2.95円使用方法:内服できる場合は1日10~30mgを食前2~3回に分服、経口投与が困難な場合は1回10mgを1日1~2回筋注または静注。注射薬はほかの薬剤との混注も可能で、脱水補正の点滴製剤に混注して使用するとよい。効果発現までの時間・作用時間:内服後1〜2時間で効果発現。半減期は、20mg錠の内服で4.7時間、10mg静注で5.4時間。適応:胃炎・潰瘍・嘔吐などの消化器機能異常に有効。禁忌:褐色細胞腫。消化管の出血・穿孔・器質的な閉塞を認める患者には使用できない。配合禁忌:なし。作用:中枢性(脳)と末梢性(消化管)の両方に作用し、悪心および嘔吐を抑制する。つまり、ドパミンD2受容体遮断作用による消化管運動の促進(末梢性)と、第4脳室底部にある化学受容器引金帯(CTZ)の抑制(中枢性)の2つの作用がある。副作用:長期の連用により錐体外路症状(遅発性ジスキネジア・口周辺の不随意運動)が出現することがある。その他、無月経、乳汁分泌、女性型乳房、下痢、頭痛、めまい、眠気などがまれにある。投与管理のポイントプリンペランⓇは、錠剤に加えて注射薬があり、経口摂取不良の場合でも選択しやすい薬剤である。1.1. 一般名メトクロプラミド商品名:プリンペランⓇ、メトクロプラミド「あすか」「タカタ」「ツルハラ」「テバ」「トーワ」プリンペランⓇ錠内服 プリンペランⓇつわり・妊娠悪阻18
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