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⑤投与管理のポイント:「投与管理」「観察・アセスメント」「妊産婦支援・ケア」などのポイントを解説しました。⑥くすこれ3ポイント!:とくに重要な「助産・看護のポイント」を3つにまとめました。⑦胎児毒性・乳汁移行:薬剤による胎児毒性や乳汁移行への影響について解説しました。⑧Topics:押さえておきたい情報をトピックスにまとめました。胎児や母乳への悪影響はないので安心して使用できる。ただし、母体への副作用は、長期の連用により錐体外路症状(遅発性ジスキネジア、口周辺の不随意運動)に注意が必要で、その他に無月経、乳汁分泌、女性型乳房、下痢、頭痛、めまい、眠気などが頻度不明で報告されている。つわりが長期化する場合は副作用症状に注意する。胎児毒性・乳汁移行添付文書上「妊婦有益性投与」だが、胎児への悪影響はほぼ否定されている。米国食品医薬品局(FDA)基準カテゴリーB、豪州医薬品評価委員会(ADEC)基準カテゴリーA。母乳への影響はMedications and Mothers’ Milk 2019基準でL2。薬剤投与中も授乳を継続してよい。値段が安く、プリンペランⓇは最もメジャーな薬剤の一つ、第一選択の制吐薬。妊婦への投与経験は豊富で、安全性はほぼ確立されている。妊娠中も帝王切開術後も、よくある悪心トラブルに効果を発揮する。❶❶❷❷❸❸メトクロプラミドは、医療施設でよく使用される安価で安全な薬剤である。嘔吐で内服できない患者にも使用可能なので、便利な薬である。(彦坂 慈子)妊娠期❶❶妊娠期のマイナートラブル1(つわり・妊娠悪阻)第1章産科の薬1部191.1. 一般名プレドニゾロン自己免疫疾患商品名:プレドニンⓇ、プレドニゾロン分類:副腎皮質ホルモン製剤。使用方法:1日5~60mgを1~4回に分けて内服。年齢、症状により適宜増減。注意:副作用の発現に十分な配慮と観察を行う。長期間使用している場合は、徐々に漸減する。副作用:誘発感染症、感染症の増悪、糖尿病、消化管潰瘍、膵炎、精神変調、骨粗鬆症など。関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、炎症性腸疾患などの治療薬に用いられる。プレドニゾロンに催奇形性はなく、胎盤通過性が低いので妊婦でも安心して使用できる。妊娠中は10~15mg/日までで管理する。パルス治療中(短期間、集中的に大量投与する治療)以外は、授乳可能である。1)1)❶❶❷❷❸❸助産師’s Check!助産師’s Check!Nurse’s Check!Nurse’s Check!2.2. 一般名サラゾスルファピリジン自己免疫疾患2部の他科の薬では、「薬剤名」「投薬方法」「くすりの詳細」「助産師’s Check!」を掲載しました。⑥⑦⑧他科の薬2部5

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