第103回助産師国家試験(午前)問題24【難易度…易】問題12 助産所で妊婦健康診査を受けた妊婦の所見で、嘱託医師への相談・報告が必要なのはどれか。1.妊娠25週で骨盤位であった。2.妊娠29週で胎児心拍数基線が155bpmであった。3.妊娠34週で悪心・嘔吐の訴えで来所した。4.妊娠37週で1時間に4回以上の子宮収縮がみられた。【難易度…易】問題13 産科医療補償制度再発防止委員会の報告書に基づき、常位胎盤早期剝離に関する妊婦や家族に行う保健指導はどれか。1.禁 酒2.厳密な体重管理3.入院による安静の確保4.気になる症状がある場合の医療機関への早期連絡【難易度…普】問題14 新生児溶血性疾患で正しいのはどれか。1.日齢10以降に発症する。2.末梢血中の網赤血球が減少する。3.間接ビリルビン優位の高ビリルビン血症となる。4.ABO不適合溶血性疾患は母親の血液型がAB型の時に発症する。5.RhD不適合溶血性疾患は第2子より第1子の発症リスクが高い。【難易度…普】問題15 卵巣で正しいのはどれか。1.内胚葉由来の臓器である。2.子宮と卵巣堤索で連絡する。3.卵胞は卵巣皮質に存在する。4.卵胞刺激ホルモン〈FSH〉を産生する。5.原始卵胞数のピークは30歳代である。【難易度…易】問題16 乳癌で正しいのはどれか。1.超音波検査によって診断が確定する。2.好発年齢は20~30歳代である。3.授乳期には発見が遅れやすい。4.腫瘤の可動性は良好である。5.圧痛を生じることが多い。【難易度…普】問題17 経口避妊薬の服用が禁忌となるのはどれか。1.授乳中である。2.BMI 25である。3.子宮内膜症の既往がある。4.1日5本の喫煙をしている。5.子宮頸部円錐切除術後である。
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