機」「適応」「自己効力」「ヘルスプロモーション」についてわかりやすく解説した.第2部,第3部ともに,臓器中心の健康障害の見方ではない看護としての光の当て方を提示できたのではないかと考えている. 第4版では序章として新たに,「成人看護学」という視座の特徴と有用性を追加した.序章は,「成人看護学」の誕生と学修内容の変遷と,成人看護学の構成の多様性と学問体系としての意義で構成されている.看護を学ぶ初学者にはいささか難しいと思うが,われわれ編者の思いを集約している.また,全体にわたり詳細に見直し加筆修正した. ぜひ,実際にテキストとして使用され忌き憚たんのないご意見を聞かせてくださるようお願いしたい.編者を代表して 安酸史子
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