本書の特徴読者の自己学習を促す構成とし，必要最低限の知識を簡潔明瞭に記述しました．全ページカラーで図表を多く配置し，視覚的に理解しやすいよう工夫しました．本書では，癌腫（肺癌，肝癌など上皮細胞にできる腫瘍）を「癌」の漢字で表記し，それ以外はすべて「がん」と表記しています．学習目標章ごとに，学習目標を簡潔な文章で記載しました．この章で何を学び，学習の結果として何を目指すのか，授業内容と自己学習範囲を具体的に明示し，主体的な学習をサポートします． 本文の理解を助ける用語の説明や，知っておくとよい関連事項についてまとめています．事例臨床場面に即して考えられるよう，随所に事例を設けました．事例は複数のモデルから描かれ実在の人物ではありませんが，より具体的に一人の成人の姿をイメージできるように，患者さんの名前（仮名）を設定しました．このマークのある図表や写真に，「メディカAR」アプリ（無料）をインストールしたスマート フォンやタブレット端末をかざすと，関連する動画や画像を見ることができます（詳しくはp.2 「メディカAR」の使い方をご覧ください）．重要用語●これだけは覚えておいてほしい用語を記載しました．学内でのテストの前や国家試験にむけて，ポイント学習のキーワードとして役立ててください．学習参考文献●本書の内容をさらに詳しく調べたい読者のために，読んでほしい文献や関連ウェブサイトを紹介しました．看護師国家試験出題基準対照表看護師国家試験出題基準（平成30年版）と本書の内容の対照表を掲載しました．国家試験に即した学習に活用してください．
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