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=「許可する」という強固な結びつきがあると、英文を読むときには問題はありませんが、日本語を英語に翻訳するときにを使うことはできません。しかし、はネイティブが論文で頻繁に使用する重要キーワードです。上手に使いこなせないと、『日本語的発想の英語』の域を脱出することはできません。このほかにもいくつか例を挙げてみましょう。Patients in the study group experienced higher ORR and PFS.(研究群の患者の客観的奏効率と無増悪生存期間が改善した) この一文も、日本語に訳すときはごく自然に訳語が頭に浮かびます。しかし、=「経験する」と覚えていると、を使って英文を作成することはできません。 Inuenza is responsible for approximately 30,000 deaths and 200,000 hospitalizations in the U.S. per year.(米国では1年間にインフルエンザで3万人が死亡し、20万人が入院する) ここでも=「責任がある」と覚えていると、「原因」という文脈でを発想することは不可能でしょう。 The pathogenesis of PROM remains poorly understood.(PROMの原因はまだよく解明されていない) この例文でも同様です。辞書的に=「残る」と理解していると、を使って英文をつくることはできません。
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