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21難易度レベル皮質直下の拡散強調画像高信号パソコンが使えなくなり退職した62歳男性病 歴 59歳のとき,急に構音障害が出現し脳梗塞の診断で他院に入院,後遺症なく退院した.60歳で測量士を定年退職し,土木関係の会社に再就職した.しかしパソコンを使用する業務ができず,まもなく退職した.以後,就職と退職を繰り返したのち,当院を初診した.現 症 記銘・語想起の障害が目立ち,衝動性眼球運動を認めた.左下肢に軽度の筋力低下を認めた.四肢腱反射は低下していたが左Babinski徴候が陽性,口尖らし反射,手掌頤反射も陽性だった.四肢で振動覚が低下していた.検査所見 頭部MRIを供覧する(図1).

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