T620510
12/14

12腹部スクリーニング検査の第一選択。スクリーニング検査ではこのプローブのみで終了することも多い。プローブの接触面が扇形となっており、描出範囲を広げることとプローブを用いた圧迫がしやすい形状となっている。通常は、体表、乳腺、甲状腺、頸動脈などに使用する。観察場所により周波数が異なる。高周波であるため深部の観察は不良となるが肝表面の状態、胆囊底部、消化管、腹壁疾患の観察などに有用。プローブの接触面が直線であるが、腹部領域では、表示範囲をコンベックスのような形で表示する(トラペゾイド、バーチャル・コンベックスなど)手法を推奨。拡張した両端の診断的信憑性は低くな1コンベックスプローブ:中心周波数4.0MHz(図1)図1●コンベックスプローブ2リニアプローブ:中心周波数7.0MHz(図2)図2●リニアプローブ

元のページ  ../index.html#12

このブックを見る