13第章1検査を行う前のそうなんだ!①日本超音波医学会では、縦走査はモニターの左側が頭側としているが斜走査までは限定をしていない。肋間走査は主に斜走査になっている。②膵尾部の範囲が『膵癌取扱い規約』により2016年に変わり、膵尾部が腹部大動脈の左縁となっている。超音波検査では膵尾部の観察を正中横走査~斜走査さらには脾臓越しの観察で行っている。図1に提示するように膵尾部の観察が左右逆表示で評価することは好ましくない。③なじみのあるCTの水平断面に近い画像とすることで客観性が向上する。④正中から脾臓越しの観察にプローブを移動する際、プローブを持ち替えずに観察が可能。図1●正中斜走査による膵体尾部の描出
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