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iiiは臨床で遭遇することの多い疾患について、まず臨床像と超音波画像を示し、次のページに画像の読み方と病理像や疾患の解説を入れている。また、必要なものについては疾患概論、いくつかの画像にはARアプリを利用すれば動画を見られるようにしている。 この本が検査する側と依頼する側との溝を埋め、皮膚エコーが臨床に本当に役立つツールとなる一助になってくれればと願っている。とは言っても皮膚科の病気は多く、また同じ疾患でもバリエーションが豊富なため一筋縄ではいかず、診断に苦慮することもしばしばで毎日が新しい発見の連続である。本書が皮膚エコーを行うきっかけとなって多くの皆さんに広がり、皮膚エコーがさらに発展することを期待している。 リンパ節の項では日本バプテスト病院病理医の中峯寛和先生にお世話になりました。またこれまで温かくご指導いただいた浅田秀夫教授、皮膚科病理医の福本隆也先生、奈良県立医科大学皮膚科学教室・形成外科センターの皆様、超音波検査室の方々に心より感謝致します。 最後に、目標であった皮膚エコーの本を完成させていただいた中島亜衣様をはじめメディカ出版の方々に厚く御礼申し上げます。2018年2月著者 平井都始子、正畠千夏

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