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24Chapter 1●肝臓内には門脈と並走して肝動脈と胆管が走行し、さらに肝静脈が走行している。超音波検査では、末梢では門脈と肝静脈のみ描出が可能となるが、門脈に並走して常に肝動脈と胆管が走行していることを頭に入れておくことが重要である。●肝臓の解剖の理解を深めるため、クイノーの肝区域分類と門脈・肝静脈の走行(図1)、さらに正面のほかに下からの像(肋骨弓下のイメージ)(図2)、右側からの像(右肋間走査のイメージ)(図3)を提示する。図1肝区域(正面)S8S7S4S2S3S1S6S5S7S4S2S3S6S5図3肝区域(右側から)S8S7S4S2S3S6S5S7S4S2S3S6S5図2肝区域(下側から)S8S7S4S2S3S6S5S7S4S2S3S6S5左葉外側区域上   S2下   S3左葉 肝円策・肝鎌状間膜・静脈管策裂 左葉内側区域尾状葉 S1方形葉 S4    Cantlieライン・中肝静脈 前区域上   S8下   S5右葉 右肝静脈 後区域上   S7下   S6

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