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11CTOエントリー1エントリーポイントを探る1章症例た. 左主幹部から左前下行枝近位部をEmergeTM 3.0×15mmで拡張しReverse CARTTMを行い,RG3ガイドワイヤーによるexternalizationが完成した(図7). 順行性に左前下行枝病変の前拡張の後に,Promus PREMIERTM3.5×28mm,Promus blue,ULTIMATE bros®3,X─treme®,XT─A,Gaia® Thirdガイドワイヤーを用いてCTO病変の通過を試みた. 最終的にConquest ProTM 9gがCTO病変を通過し対角枝に進んだ. IVUSで順行性ガイドワイヤーがきちんとCTOエントリーを通過していることを確認し図6術中の心臓CT再確認ⓐ再度,心臓CTを詳細に検討すると,当初HL枝と思われた小さな枝(矢印)がLADとつながっていた.ⓑすなわちHL枝のように見える小さな側枝が,実はLAD CTO入口部の断端であった.●ⓐ●ⓑLADLMT図5逆行性アプローチⓐ逆行性よりのガイドワイヤーがLMTまで進んだ.ⓑLMT遠位部のIVUS画像.逆行性からのワイヤー(矢印)はSubintimal spaceに存在していた.●ⓐ●ⓑ

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