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6……… 今回,『動画で学べる産科超音波』3冊目として,「プロフェッショナル編」を作ることにしました.1冊目は,「妊婦健診編」で基礎的なことを中心にお話しています.2冊目は,「アドバンスト編」として,臨床で出会うようなさまざまな異常妊娠や胎児形態異常についてお話をしています.今回は,「プロフェッショナル編」として,より進んだ超音波の使い方,あるいは重要な疾患等をいくつか取り上げて詳しく解説しています. 最初は超音波の周波数のちがいが画像に及ぼす影響から話を始めます.超音波検査に用いる超音波の周波数は高ければ高いほど分解能が上がってより細かい描出ができます.しかし一方で,周波数が高くなると超音波の到達距離が短くなるので,描出範囲が狭いという欠点があります. 例えば経腟超音波では,腟壁のすぐ近くに子宮があるので,高い周波数を使うことができました.そのため,経腟法は経腹法より良好な画像を得ることができましたが,小骨盤腔の狭い範囲しか観察ができませんでした.経腹超音波で低い周波数を使わざるを得なかったのは,腹壁の脂肪が超音波を通しにくいという事情もありました.超音波の周波数(Chapter 1)1図イ-1 妊娠初期の経腹超音波[5MHz]図イ-3 胎児四腔断面・経腹超音波[8MHz]図イ-2 妊娠初期の経腹超音波[9MHz]腎胃

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