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ランス語、イタリア語、ドイツ語、中国語、そしてロシア語を同時進行で勉強しています。まあ、本業もあるし、家事育児もあるのでそれほど本腰を入れているわけではありません。3歩進んで3歩戻るような、さしたる進歩のない勉強の歩みです。 それでも。諦めずに続けてさえいれば、いつかは複数言語をモノにできる(はず)。言語の世界が広がったら、自分の情報収集の幅も、考えの幅も、人生だって広がるはずです。たぶん、広がるはずだ。ぼくは才能もないし、努力家でもありませんが、諦めだけは悪いんです…ってこれはホンマに取り柄かいな。 諦めの悪さ。ぼくは「臨床ができない」とレッテルを貼られがちな大学病院に勤務しながら、「神戸大学病院を日本一の病院にする」を目標にしています。まじで目標にしています。病院スタッフは笑って「そんなことできるわけない」と言いますが、笑っている奴らは笑わせておけばよい。冷笑は何も生み出さない。ゴールにたどり着くチャンスはゼロ。とにかく前を向いて歩いているヒトだけが、ゴールに辿り着く可能性を持っているのです。 ナースにとって英語力は必須です。理由は本文で説明しています。そして本書を読む読者の皆さんすべてが、英語力を高めることができます。その理由も本文で説明しました。あとはやるだけです。 やるか、やらないかの選択肢があるとき。それは「やる」しかないのです。2018年7月神戸大学大学院医学研究科微生物感染症学講座 感染治療学分野 教授岩田健太郎

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