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14第1章 いざ出版を目指して 分流。まずは、本の作り方に関する本、出版するためにはどうすればよいかが書かれている本をいくつか集めて勉強しました。そして商業出版、自費出版など、出版の形式にはいくつかあることを知りました。勉強すればするほど、商業出版の大変さを知ることになったのですが、無謀だとしてもやはり最初は出版社から本を出してもらい、書店に本が並ぶという商業出版を目指してみたいと思いました。そしてさらに勉強すると、企画書を自分で書いて出版社に持ち込む方法があるということがわかりました。私がここで学んだ詳しい出版の種類や企画書の具体的な持ち込み方法は後述します。 企画書の持ち込み以外にも、出版のきっかけはいくつかあります。たとえば医学書以外ではどのようになっているのでしょうか。 文学では新人賞に応募して賞を獲ると、それをきっかけに出版につながることがあります。ご存じ『神様のカルテ』(小学館)は第10回小学館文庫小説賞を受賞し、同年単行本が出版されています。のちに続編が作られて映画化もされています。 マンガの世界では、原稿をそのまま出版社に持ち込んで編集者に読んでもらう方法があるといいます(そしてマンガの世界では原稿の持ち込みは割と主流のようです)。マンガの原稿持ち込みと聞くと、『週刊少年ジャンプ』(集英社)を読んで育った世代の自分は、アラレちゃんの『Dr.スランプ』(集英社)を思い出し、コミックで作者の鳥山明さんと編集者の鳥嶋和彦さんの、 作者  鳥山 明さん 「原稿です!」 編集者 鳥嶋和彦さん「ボツ!」 作者  鳥山 明さん 「!!……。」なんてやりとりを想像してしまいます。また、同じく『週刊少年ジャンプ』で連載され、のちに映画化もされた『バクマン。』(集英社)では、作中で

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