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19Ⅰ章Ⅱ章Ⅲ章Ⅳ章Ⅴ章Ⅵ章Ⅶ章Ⅷ章Ⅸ章アアアアアアアアアアアアアア Ⅰ章アクセプトされる 論文の書き方1.論文投稿からアクセプトへの道のりあなたは、今まで何年も、血のにじむような努力で基礎研究・臨床研究を行ってきてやっとその成果をまとめる段階まで来ました。では、そのあとどのような手順を踏めば研究は完遂するのでしょうか? それは英語論文として学術雑誌に投稿してアクセプト(採択、accept)の通知を得ることです。論文を投稿された経験のある方はおわかりだと思いますが、論文投稿などしたこともないという方もおられますので少し、まず、論文投稿までの道のりについて述べてみます。1)どの学術雑誌に投稿するかを決めるご自分のされた研究を英語論文として書きますが、その前に、まずどの学術雑誌に投稿するかを決めます。どの学術雑誌に投稿するかを決める具体的な方策はのちほど述べますが(p. 31〜)、どの学術雑誌に投稿するかが決まらないと学術雑誌ごとに全体の文字数、論文の形式、参考文献の書式などが異なるので、投稿雑誌を変更すると論文の形式を大きく変更しなければいけなくなります。たとえば、アブストラクト(抄録、abstract)は、250文字の雑誌もありますし、300文字の雑誌もあります。300文字で作成したものを250文字に変えるのは、なかなか大変です。文献の数も30以下と限られている雑誌もあり

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