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211上書き部分を記入する1上書き部分を記入する3 ─ まず上書き部分を確認できるように①~⑧の欄を上書き部分といいます。⑨~⑬が、どういう内容の診療をしたか(つまり、保険者に請求するお金の内訳)を記載するところです。上書き部分は、どんな診察をしたのかには関係なく、カルテや保険証と一致していればよい部分です。初心者でも比較的習得しやすいので、まずはここをミスなく確認できるようにしましょう。上書き部分は、どこに何の情報が入っているかがわかれば単純に確認するだけでよい部分です。ところが、記載漏れや、男女間違いなど、単純ミスが少なくありません。患者情報に間違いがあると確実に返戻 ▶ 説明7になります。返戻とは、提出したレセプトに不備があり、審査から戻ってくることです。Lesson1・09▶p.50を参照してください。7説明電カルとレセコンは、いずれも電子レセプトを作成できるシステムですが、業務の流れが異なります。レセコンは、紙カルテ運用で、紙カルテに書かれた診療内容をレセコンに入力する作業が必要です。電カルでは、ドクターが診療しながら電カルに入力し、その情報がレセプトシステムにも自動的に流れます。電カル運用ができるシステムが導入されていても、カルテの運用は紙で、実態はレセコンになっているケースも少なくありません。高機能のシステムを使うことがよいわけではなく、職場の環境に合った運用であればそれがベストなのです。あなたの職場はどんな運用になっていますか? 電カルとレセコン

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