T280530
10/12

010型認知症などの認知症疾患です。七十種類くらいあると言われています。これらについては、第二章で詳しく説明しましょう。■認知症の症状は「認知機能障害」と「行動・心理症状」 認知症になると、もの忘れや判断力の低下などの認知機能障害が生じます。そして、一部の認知症の人には、不安や焦燥感、うつ状態、幻覚や妄想、徘はいかい徊、興奮・暴力、不潔行為などの行動・心理症状(BPSD:Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia)と呼ばれる精神症状が生じてくることがあります。 認知症の人には、「認知機能障害」と「行動・心理症状」という二種類の症状があることになります。 認知症の人は、日常生活や社会生活に支障をきたしているので、その生活を支える必要があります。そして、認知症の人の生活を支えるには、認知機能障害と行動・心理症状という二種類の症状によって引き起こされる問題にそれぞれ対応しなければいけません。 ■「行動・心理症状」があると支援しにくい 例えば、もの忘れや判断力の低下などの認知機能障害によって、適切な買い物ができない、料理ができない、大切なものの管理ができないといった問題が起こります。こうした認知機能 

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 10

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です