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認知症になっても、楽しさ、うれしさ、恥ずかしさ、誇り、思いやり、好き・嫌い、敵・味方といった感情は失われません。 認知症の人はもの忘れをしていることや、今までできたことができなくなっていることに気づいています。本人は不安や悔しい思いでいっぱいなのです。そこに、周囲の人たちから失敗を指摘されたり、怒られたりすれば、プライドが傷つき、少しずつ自信を失っていきます。認知症になると何もわからなくなる?ココがココが!ポイント母は几帳面で部屋をいつもきれいに片付けていたのに、数か月振りに実家に来てみたら散らかし放題になっていました。今思えば、あのときが認知症のはじまりだったのかもしれません。 認知症の人は自身の異変に気づいても、家族に相談せず、むしろ隠したり、取り繕うことが少なくありません。早めに認知症に気づくために大切なのは、日頃のコミュニケーションです。親と別居していたり、遠方に住んでいたりしても、こまめにコンタクトをとっていれば早い段階で異変に気づくことができるでしょう。家族 男性14
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