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101介護職員が吸引できる口腔の範囲2介護職員が吸引できる鼻腔の範囲介護職員*が行える口腔内の吸引は「口の中(咽頭の手前)」までです。 介護職員が行える鼻腔内の吸引は「鼻の中(咽頭の手前)」までです。基本演習1介護職員が吸引できる範囲の確認吸引器を触ったこともない人が、いきなり喀痰吸引の流れ全部を一気に学ぶことは難しいものです。そこで、評価項目に沿った演習を行う前に、基本の「き」から始められるように、ポイントとなる知識や考え方、動作を「基本演習」としてピックアップしました。1-1喀痰吸引演習をスムーズに行うための基本演習口腔の場合も鼻腔の場合も、チューブの先が「咽頭」まで入らないように気をつけて!鼻腔口腔咽頭舌食道気管硬口蓋軟口蓋口蓋垂挿入部分の長さの目安は6cm程度ですここまでOK!挿入部分の長さの目安は8cm程度です舌鼻腔咽頭鼻孔軟口蓋口蓋垂ここまでOK!注意舌の奥や咽頭の奥に触れ、咳やおう吐反射が誘発されないようにしましょう。注意チューブを上向きのまま挿入すると、鼻腔の天井に当たり、利用者は痛みを感じます。*ただし一定の要件を満たした者に限られます (130ページ参照)。
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