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3近年、地域ケア会議等の研修講師をする中で、いろいろな地域のケアマネジャーさんに出会う機会が多くあります。そのケアマネジャーさんたちが、共通して、専門職としての自信を無くされているように感じるのは、私だけでしょうか。あるケアマネジャーさんはこんな話をされました。「もし、この人の担当ケアマネジャーが自分じゃなかったら、もっといい支援が受けられたんじゃないかと、いつも考えてしまうのです。そして、何か悪いことが起こるたびに、自分を責めてしまうのです」。また、あるケアマネジャーさんはこんなことを言われました。「研修会にも行きました。本も読みました。でも、テキストで習ったことと、目の前の利用者さんがなかなか結びつかないんです。もっと勉強したら何とかなるかと思って、一生懸命勉強したけれど、全然変わらない。自分はよほど力がないのだと思います」。ケアマネジャーの実践現場は、高齢者の暮らしの困難さに正比例して、複雑、多岐、そして深刻な状況が増えてきています。――家族や地域から制度の限界を超えた要望をつきつけらはじめに

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