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13助産師外来と超音波検査第章1助産師・看護師が行う超音波検査 また、この認定試験を受験する資格として、 1. 日本国の看護師、准看護師、臨床検査技師、診療放射線技師のいずれかの免許を有すること。 2. 受験をする当該年度の12月31日(2020年より9月1日に変更)までに、3年以上継続して、公益社団法人日本超音波医学会の正会員もしくは準会員、または日本超音波検査学会の正会員であること。 3.本会認定超音波専門医・指導検査士の推薦が得られること。の条件をすべて満たしていることとされています(公益社団法人日本超音波医学会認定超音波検査士制度規則第6条)。なお対象領域は産婦人科の他、体表臓器、循環器、消化器、泌尿器、健診、血管と7つの領域に分かれて試験が行われ、同年度には1領域しか受験できないことになっています。 現在、超音波検査士に認定されているのは臨床検査技師が多く、表 4のように、消化器、循環器など内科系の検査に携わっている方々が多数となっています。産婦人科領域の検査士はまだ少数ですが、これから次第に増加していくものと思われます。助産師外来で妊婦の健診を行うために、この超音波検査士の資格認定が必要というわけではありませんが、超音波検査に習熟し、さらにそのスキルアップを目指す助産師や看護師の方は、日本超音波医学会の準会員、あるいは日本超音波検査学会の正会員となっていただくこともよいかと思われます。臨 床 領 域認定超音波検査士体 表 臓 器 4,088循  環  器 6,193消  化  器 8,995泌  尿  器 1,300産 婦 人 科 505健     診 2,115血     管 1,099合   計24,295認定超音波検査士数(日本超音波医学会)表4(2017年12月現在)

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