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………………………………4 助産師は、助産師としての職業人生すべての段階において、積極的に自己の成長や知的・専門的成長を目指す。その成長を自らの助産業務に反映させる。助産の知識と実践力とを獲得し、女性の権利を保護するとともに、助産師の責務を果たす。安全を確保するのはもちろんのこと、専門職としての責任を負い、全ての専門職者が善行と無害とを果たせるよう、能力を高めることが求められている。 専門職は生涯にわたり学習を続ける。助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)Ⓡ専門的自律能力「自己開発」においては、キャリアパスに基づいたキャリア面接や、毎年実施される助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)の評価を行うことが基本となる。そのことによって、ラダーレベルに応じて自己の課題を明確にし、課題を計画的に解決しながら、描いてきたキャリアデザインの実現を目指す。 以下に、レベルごとの到達目標を示す。●レベル 新人・日々の行動を振り返り、整理することができる。・他者のアドバイスを素直に受け止めることができる。・支援を受けながら、自己評価と他者評価を踏まえた自己の学習課題を考えることができる。・支援を受けながら、課題の解決に向けて必要な情報を収集し、解決に向けての行動をとることができる。・支援を受けながら、学習の成果を自らの助産実践に活用できる。●レベル Ⅰ・自己評価と他者評価を踏まえた自己の学習課題を考えることができる。・課題の解決に向けて必要な情報を収集し、解決に向けての行動をとることができる。・学習の成果を自らの助産実践に活用することができる。●レベル Ⅱ・自己課題を明確にすることができる。・主体的に、課題の解決に向けて必要な情報を収集し、解決に向けての行動をとることができる。・学習の成果を自らおよび施設における助産実践に活用できる。●レベル Ⅲ・専門分野を深めるための自己課題を明確にし、取り組むことができる。・取り組んだ結果を実践に活用することができる。序 文

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